第2回 PRiNCE 報告

平成29年3月5日(日) 13時から,日本赤十字豊田看護大学 ゼミナール室4で行いました.

今回は初めて外部講師を呼んでのPRiNCEとなりました.講師は,東京都立小児総合医療センター臨床試験科の金子徹治先生にお願いして,「研究を始めるための医療統計」という題でお願いしました.司会の不手際で時間を大幅に延長してしまったという問題はありましたが,医療統計とは何のためにあるのか,臨床との関係で研究をどのようにスタートするか,結果の形で統計手法をどのように選んでいくのか,要因アウトカム研究でバイアスをどう扱うか,正規分布していない場合のt検定のRobustness(堅牢性)など,basicなことを教えてもらいました.皆さんの今後の臨床研究に生かしていけるとよいですね.

また,後藤芳充先生,横井暁子先生,圓若かおり先生には臨床研究相談を検討させていただき,ありがとうございます.これらの中から多くのプロダクツが出てくることを期待しています.そのためにも,“内容には厳しく,人には優しく”をmottoに司会を務めたいと思います(腎臓グループにはついつい厳しくなり,笠原先生,後藤先生ごめんなさい).腎臓グループの司会は,僕以外が良いのかなと思ったりしています.どなたか立候補してもらうと嬉しいです.司会をすると論理的思考の練習になりますよ.くだらない質問と思っても,どんどん発言してください.参加している意味がなくなります.一部の先生にはくだらなくても,多くの先生には重要な場合が多いです.

次回(7月28日)も,是非皆様参加してください.臨床研究相談もよろしく.

塾長:上村

PRiNCE 名古屋小児臨床研究塾

Pediatric Research group in Nagoya City, Epoch-making initiative

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